プロジェクト公開準備

公開日:2026/08/01

更新日:2026/10/16

部活動・スポーツ編|事例から学ぶプロジェクトページ作成ガイド

クラウドファンディングのプロジェクトページで大切なのは、「活動内容や必要性が一目で理解でき、支援者として共感・納得できること」です。

本記事では、部活動・スポーツ関連のクラウドファンディングに挑戦される方に向けて、実際の成功事例をもとに、支援者の心を動かすページ・ストーリー作成のポイントをわかりやすく解説します。


(参考事例:鈴鹿高専ラグビー部、ゼロからの挑戦!学生主体の新たなクラブ活動!)



1. ページ作成前に整理すべき2つの準備

ページ作成に入る前に、「誰に届けるか」「ページ作成の基本」を整理しておきましょう。


1)ターゲット(支援者像)の整理

プロジェクトを支援してくれる人はどのような人になりそうでしょうか?

支援者像を整理したうえで、ストーリーの構成やリターンの検討を行いましょう。

部活動・スポーツ領域での支援者タイプ例

想定される支援者タイプ

具体的なイメージ・特徴

学校・部活動の関係者

在校生、保護者、教職員、卒業生(OB・OG)

競技・スポーツのファン

・該当の競技のファン
・スポーツを通じた青少年の育成を応援したい人 など

地域の関係者

学校がある地域の住民、地元企業など

💡 ご年配の方などインターネットでのご支援が難しい方へのアプローチ
課題によっては、想定される支援者に年配の方が多く、インターネットでの支援が難しい場合もあります。その場合は「代理支援」の活用もあわせて検討しましょう。

※参考:代理支援に関するルール

2)ページ作成の基本

読者が途中で離脱せず、信頼感を高めるための「基本のポイント」です。

項目

目安・ルール

理由・ポイント

文字数

2,000字〜2,500字

4,000文字を超えてくると文量的に最後まで読んでもらうことが難しくなります。

写真の枚数

各段落に1枚以上(計5枚以上推奨)

活動のイメージが直感的に伝わるように必ず配置します。

写真の質や内容

・①明るく ②高画質 ③(人がメインなら)寄り
・できればメンバーの顔が映ったもの

・暗い写真や画質が悪いと、興味関心を寄せられず離脱の原因になります。
・顔が見えることで、ページを読む方からの信頼性が高まり支援されやすくなります。

💡 執筆のコツ:あふれた情報は「活動報告」へ!
ストーリー本文には「支援を決断してもらうために大事な要素」に絞って掲載しましょう。残りの詳細な活動内容や最新状況は、公開後に使える「活動報告」機能で書き足していくのがおすすめです。ページへの再訪を促す広報活動にもなり一石二鳥です。

※参考:活動報告を投稿する


2. ストーリーを構成する必須要素

プロジェクトページ内には、以下の5つの基本要素を盛り込みます。

① プロジェクトのきっかけ(プロフィール・背景・課題・クラウドファンディングを使う理由)

② プロジェクト内容(今回の活動詳細・課題解決のアプローチ)

③ 具体的な資金使途(お金の使い道)

④ 今後の展望・結び(目指す未来・決意表明と支援の呼びかけ)


3. 各要素の書き方と事例

それぞれの要素について、実際の記入例を交えて解説します。

① プロジェクトのきっかけ

読者に「なぜこの活動が必要なのか」を伝える、最も重要なパートです。以下の5つの小要素で構成します。

①-1. 部活・チーム・実行者の紹介

部活・チームの活動実績、歴史、現状の紹介をしましょう。学校やクラウドファンディング実行者の紹介も入れるのもおすすめです。


✏️【記入例】鈴鹿高専ラグビー部 様


        (略)

        (略)



①-2. どのような思いを持って活動してきたのか

どのような思いで日々練習に励んでいるのか、原動力や原点にある体験談、目指す姿などを記入しましょう。


✏️【記入例】鈴鹿高専ラグビー部 様


        (略)



①-3. 今回のプロジェクトに至るまでの経緯や背景にある課題・事情

直面している課題についての実情を伝えましょう。


✏️【記入例】鈴鹿高専ラグビー部 様


        (略)

        (略)


①-4. 部員や関係者の具体的なエピソード・声

「課題に直面して困っている」「目指す未来に向かって奮闘している」部員のエピソードや声などを具体的に記載します。


✏️【記入例】鈴鹿高専ラグビー部 様



①-5. なぜクラウドファンディングで資金を集めるのか

なぜ部費や自己資金ではなく、クラウドファンディングで資金を集めるのか、その背景や理由、込められた思いを伝えます。


クラウドファンディングでの資金調達理由の例

  • 資金の限界: 学校の予算や部費だけでは、高額な備品の購入や施設整備が難しい。

  • 認知拡大: クラウドファンディングを通じて、現在の学生たちの頑張りや活躍を地域やOB・OGに知ってほしい。

  • 仲間づくり: 部活・チームを応援してくれる仲間や、地域の人たちとのつながりを強固にしたい。


✏️【記入例】鈴鹿高専ラグビー部 様



② プロジェクト内容

支援されたお金が「具体的にどのように使われ、どう課題を解決するのか」を明確にします。


②-1. 今回のプロジェクト内容の詳細

ページを読んだ人が「支援した場合、どのようなことに自分のお金が活用されるのか?」が直感的にわかるよう具体的に記入します。


✏️【記入例】鈴鹿高専ラグビー部 様



②-2. 資金使途である活動がどのように課題を解決するのか

①で説明した「課題・現状」に対し、今回のクラウドファンディングが、どのように解決・変化をもたらすのかを伝えます。初めて活動を知る人が読んでも「この活動は必要だ」と納得できる文章を意識しましょう。


✏️【記入例】鈴鹿高専ラグビー部 様


        (略)


③ 具体的な資金使途

自分のお金がどのように使われるのかは、支援を判断する上で最も重要なポイントの一つです。できるだけ具体的に記入しましょう。


✏️【記入例】鈴鹿高専ラグビー部 様



④ 今後の展望と支援の呼びかけ

プロジェクトが実現した先にある目指す未来を伝え、最後に熱い想いとともに支援をお願いをします。


✏️【記入例】鈴鹿高専ラグビー部 様



4. 最後に:客観的な視点で読んでもらおう!

文面が完成したら、必ず公開前に「団体以外の第三者(友人や知人)」に読んでもらい、以下の点についてフィードバックをもらうことをおすすめします。

✔️ 初めて読む人でも、活動内容が理解しやすいか?

✔️「なぜ今、資金を集める必要があるのか」に納得感があるか?

✔️ 文章が難解になっていないか?

✔️ 応援したくなる情熱や温かみが伝わっているか?


まとめ

プロジェクトページは、あなたの活動を知ってもらい、支援するかどうか判断してもらうための大事な顔です。

文章を紡ぎ出すのはエネルギーの要る作業ですが、応援してくれる人をイメージしながら、ページに書くべき要素を整理し、あなたの熱い思いをぶつけてみてください。


スポーツ領域でのプロジェクト事例もぜひご参考にされてください。


READYFORサプリ編集部

READYFORサプリ編集部は、「みんなの想いを集め、社会を良くするお金の流れをつくる」ことを目指し、資金調達や寄付集めをサポートする情報を発信します。クラウドファンディングやファンドレイジング成功に向けたノウハウをお伝えする勉強会やセミナーも開催しています。実行者インタビューやプロジェクトの裏側を伝える記事などをはじめ、想いを形にし、資金調達を成功に導くための様々な情報をお届けします。

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