プロジェクト公開準備

公開日:2026/08/01

更新日:2026/10/16

学祭・学校イベント編|事例から学ぶプロジェクトページ作成ガイド

クラウドファンディングのプロジェクトページで大切なのは、「活動内容や必要性が一目で理解でき、支援者として共感・納得できること」です。

本記事では、学祭など学校イベント関連でクラウドファンディングに挑戦される方に向けて、実際の成功事例をもとに、支援者の心を動かすページ・ストーリー作成のポイントをわかりやすく解説します。

(参考事例:九州がっ祭2024~祭りと若者の力で熊本を元気にしたい~)



1. ページ作成前に整理すべき2つの準備

ページ作成に入る前に、「誰に届けるか」「ページ作成の基本」を整理しておきましょう。


1)ターゲット(支援者像)の整理

プロジェクトを支援してくれる人はどのような人になりそうでしょうか?

支援者像を整理したうえで、ストーリーの構成やリターンの検討を行いましょう。


学祭・学校イベント領域での支援者タイプ例

想定される支援者タイプ

具体的なイメージ・特徴

学校・実行委員の関係者

在校生、保護者、卒業生(OB・OG)、教職員、サークルや実行委員のOG・OB

出演団体・参加者とそのファン

イベントに参加するチームや学生団体、ステージ出演者ファン

地域の方

地域の住民や地元企業など

💡 ご年配の方などインターネットでのご支援が難しい方へのアプローチ
年配の地元住民の方やOB・OGの方など、インターネットでの支援が難しい場合もあります。その場合は「代理支援」の活用もあわせて検討しましょう。

※参考:代理支援に関するルール

2)ページ作成の基本

読者が途中で離脱せず、信頼感を高めるための「基本のポイント」です。

項目

目安・ルール

理由・ポイント

文字数

2,000字〜2,500字

4,000文字を超えてくると文量的に最後まで読んでもらうことが難しくなります。

写真の枚数

各段落に1枚以上(計5枚以上推奨)

活動のイメージが直感的に伝わるように必ず配置します。

写真の質や内容

・①明るく ②高画質 ③(人がメインなら)寄り
・できればメンバーの顔が映ったもの

・暗い写真や画質が悪いと、興味関心を寄せられず離脱の原因になります。
・団体メンバーの顔や活動の様子が見えることで信頼感と共感に繋がりやすくなります。

💡 執筆のコツ:あふれた情報は「活動報告」へ!
ストーリー本文には「支援を決断してもらうために大事な要素」に絞って掲載しましょう。残りの詳細な活動内容や最新状況は、公開後に使える「活動報告」機能で書き足していくのがおすすめです。ページへの再訪を促す広報活動にもなり一石二鳥です。

※参考:活動報告を投稿する

2. ストーリーを構成する5つの必須要素

プロジェクトページ内には、以下の5つの基本要素を盛り込みます。

① プロジェクトのきっかけ(プロフィール・背景・課題・クラウドファンディングを使う理由)

② プロジェクト内容(今回の活動詳細・課題解決のアプローチ)

③ 具体的な資金使途(お金の使い道)

④ スケジュール(長期プロジェクトの場合のタイムライン)

⑤ 今後の展望・結び(目指す未来・決意表明と支援の呼びかけ)


3. 各要素の書き方と事例

それぞれの要素について、実際の記入例を交えて解説します。

① プロジェクトのきっかけ

読者に「なぜこの活動が必要なのか」を伝える、最も重要なパートです。以下の5つの小要素で構成します。


①-1. 団体のプロフィール・これまでの活動の紹介

団体のミッションやこれまでの活動実績、現在の活動内容を紹介しましょう。


✏️【記入例】『九州がっ祭2026』学生実行委員 様



①-2. どのような思いを持って活動してきたのか

なぜ・どのような思いで活動されているのか、原動力や活動の原点にある体験談を記入しましょう。団体メンバーのお写真を掲載することもおすすめです。


✏️【記入例】『九州がっ祭2026』学生実行委員 様




①-3. 今回のプロジェクトに至るまでの経緯や背景にある課題・事情

取り組んでいるイベントについて実情を伝えましょう。


✏️【記入例】『九州がっ祭2026』学生実行委員 様


        (略)




✏️【記入例】『九州がっ祭2026』学生実行委員 様


        (略)



①-5. なぜクラウドファンディングで資金を集めるのか

今回なぜ自己資金や通常の予算ではなく、クラウドファンディングで資金を集めるのか、その背景や理由、込められた思いを伝えます。


クラウドファンディングでの資金調達理由の例

  • 資金の限界: 学生主体での開催のため、多額の費用を自分たちだけで賄うのが難しい。

  • 認知拡大: クラウドファンディングを通じて、地域の方々や活動に関心がある方にイベントを知ってもらい、当日の来場につなげたい。

  • 仲間づくり: 想いに共感し、一緒にイベントを応援・創り上げてくれるサポーターを増やしたい。


✏️【記入例】『九州がっ祭2026』学生実行委員 様




② プロジェクト内容


支援いただいたお金が「具体的にどのように使われ、どう課題を解決するのか」を明確にします。

初めてページを訪れた方にも、自分のお金がどのように届き、どのような変化を生むのかがひと目で届くよう、具体的に記載します。「この活動は絶対に必要だ」と共感し、ご支援していただける表現を目指します。


✏️【記入例】『九州がっ祭2026』学生実行委員 様




③ 具体的な資金使途

自分のお金がどのように使われるのかは、支援を判断する上で最も重要なポイントの一つです。できるだけ具体的に記入しましょう。


✏️【記入例】『九州がっ祭2026』学生実行委員 様



④ イベント概要(日時や場所など)

イベントの実施日や開催場所をお伝えしましょう。


✏️【記入例】『九州がっ祭2026』学生実行委員 様




⑤ 今後の展望と支援の呼びかけ

プロジェクトが実現した先にある変化や目指す姿を伝え、最後に熱い想いとともに支援をお願いをします。


✏️【記入例】『九州がっ祭2026』学生実行委員 様


        (略)

4. 最後に:客観的な視点で読んでもらおう!

文面が完成したら、必ず公開前に「団体以外の第三者(友人や知人)」に読んでもらい、以下の点についてフィードバックをもらうことをおすすめします。

✔️ 初めて読む人でも、活動内容が理解しやすいか?

✔️ 「なぜ今、資金を集める必要があるのか」に納得感があるか?

✔️ 専門用語ばかりで難解になっていないか?

✔️ 応援したくなる情熱や温かみが伝わっているか?


まとめ

プロジェクトページは、あなたの活動を知ってもらい、支援するかどうか判断してもらうための大事な顔です。

文章を紡ぎ出すのはエネルギーの要る作業ですが、応援してくれる人をイメージしながら、「5つの要素」に沿って整理し、あなたの熱い思いをぶつけてみてください。


また、学祭・学校イベント領域での過去の事例もご参考にされてください。


READYFORサプリ編集部

READYFORサプリ編集部は、「みんなの想いを集め、社会を良くするお金の流れをつくる」ことを目指し、資金調達や寄付集めをサポートする情報を発信します。クラウドファンディングやファンドレイジング成功に向けたノウハウをお伝えする勉強会やセミナーも開催しています。実行者インタビューやプロジェクトの裏側を伝える記事などをはじめ、想いを形にし、資金調達を成功に導くための様々な情報をお届けします。

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