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公開日:2023/04/14

更新日:2026/3/24

クラウドファンディング準備時に押さえたいリターン設計5つのポイント

小谷菜美

クラウドファンディングの準備を進める際、多くの方が悩まれるのがリターンの内容です。本当に満足してもらえるだろうか、このリターンで支援してくれるだろうか、という不安を抱かれることも少なくありません。この記事では、支援者さんの心をつかみ、プロジェクトを成功に導くためのリターン設計のポイントを解説します。

モノではなく「コト」を通じた参加実感を設計する

READYFORの支援者の大きな特徴として、返礼品のモノ欲しさよりも、特別なコトや体験、そして社会貢献への参加実感に価値を感じる傾向が挙げられます 。支援・寄付によって得られる名誉や、実行者とのつながりを感じられる内容を意識しましょう。
( 返礼品例)

  • 実行者からの想いのこもったメッセージや動画

  • 施設や活動拠点への銘板にお名前を掲載する権利

  • 普段は入れない活動の舞台裏を知ることができるツアーへの招待

支援者のライフスタイルと「支援単価」を意識する

READYFORにおける1人あたりの平均支援額は1.9万円です 。支援者属性データを見ると、25歳から54歳までが幅広い支援のボリュームゾーンとなっており 、この層が無理なく、かつ応援の気持ちを乗せやすい価格帯を複数用意することが重要です。

  • 1万円から3万円程度の価格帯をリターンの中心に据える

  • 少額から高額まで幅広く設定し、支援の間口を広げる

リピート支援者の存在を念頭に置く

READYFORでは、過去に複数回支援しているリピート支援者が約30%存在します 。一度きりの関係ではなく、継続的に活動を見守るファン層が定着しているため、前回のプロジェクトからの繋がりや、活動の進捗を感じられるリターンが効果的です 。

継続的な資金調達の土台をつくるためには、折に触れて感謝を伝える丁寧なコミュニケーションが不可欠です 。

寄付金控除などの「プロジェクトタイプ」を活用する

プロジェクトの性質に合わせて、適切なタイプを選択することも重要です 。

  • 通常型:モノやサービス、体験など対価性のあるリターンを設定可能

  • 寄付金控除型:寄付者が税制優遇を受けられる。お返しは原則として対価性のないもの(お礼のメールや報告書など)のみ

社会性の高い活動の場合、寄付金控除が適用されることで、支援者の心理的なハードルが下がり、より大きな支援に繋がるケースもあります 。

プロの視点を取り入れ、戦略を洗練させる

クラウドファンディングの成功のためには、最初から幅広い層を狙うのではなく、特に誰に刺さる内容なのか、初動を支えてくれる支援者を解像度高く想像することが重要です。

READYFORには国内最大級のファンドレイザーが在籍しており 、専任担当者がリターンの構成について個別にアドバイスを行います 。自分たちだけでは気づかなかった「自分たちの活動の価値」を、プロと共に言語化していきましょう。


まとめ

リターン設計は、単なるお返しを選ぶ作業ではありません。社会を良くしたいという実行者と支援者が対話を重ね、共感の輪を広げていくプロセスそのものです 。プロジェクトの戦略設計から筋道の通ったリターン設計をすることが成功への近道です。

一人で悩み、立ち止まってしまう前に、まずはREADYFORにご相談ください 。あなたの活動に込められた想いを、どうすれば社会の力に変えられるのか。無料の相談窓口を通じて、新しい一歩を共に踏み出しましょう 。


(筆者情報)

著者

小谷菜美

執行役員 / エキスパートキュレーター / 准認定ファンドレイザー / 日本評価学会認定評価士

法政大学 社会学部卒。WEB/編集ディレクターを経て2017年にREADYFORに参画。文化部門立ち上げ、こどもギフトプログラム立ち上げ、プログラムオフィサー。クラウドファンディング キュレーターとして伴走したプロジェクトの累積調達額約 38億。キュレーター部 部長、サービス開発部 部長、ファンドレイジング部 部長を経て現職。

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